20代でAMH検査を受けて分かった卵巣年齢の現実
妊娠を望んで妊活を始めたけれど、思うようにいかず悩んだ2年間。レディースクリニックでAMH(抗ミュラー管ホルモン)検査を受けた結果、自分の卵巣年齢が想像以上に高いことを知りました。当時の気持ちを振り返ってまとめます。
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妊活を始めたきっかけ
妊活を始めたきっかけは、夫の「子どもがほしい」という言葉でした。
ショッピングモールで赤ちゃんを見かけるたびに「かわいいね」と話す夫の姿を見て、ああ本当に欲しいんだなと感じる日々。
正直、私は「まだいいかな」と思っていましたが、夫なら大変な赤ちゃんのお世話も一緒にしてくれるだろうと安心感があり、妊活を始めることを決めました。
そのときの私は「妊娠はすぐできるもの」「長くても1年で授かれる」と思い込んでいました。けれど現実は、そう簡単ではありませんでした。
妊活がうまくいかず、落ち込む日々
何度挑戦しても妊娠できず、気づけば2年が経過していました。
「私か夫に何か問題があるのかな」「仕事のストレスが影響しているのかもしれない」そんな不安が頭から離れませんでした。
妊活がうまくいかないたびに私は深く落ち込みましたが、夫は優しく前向きに支えてくれました。その温度差に戸惑うこともありましたが、支えられていると感じる瞬間でもありました。
両親から直接プレッシャーをかけられることはなかったものの、いとこが次々と出産していたので、「きっと私たちのことも心待ちにしているのだろう」と感じ、余計に肩の荷が重くなっていました。
レディースクリニックで知った衝撃の現実
思い切ってレディースクリニックを受診しました。
最初の診察では「若いからまだそんなに心配しなくてもいいかもしれないけれど、来てよかったね」と言われた記憶があります。
けれど、血液検査でAMH(抗ミュラー管ホルモン)の数値を確認したところ、20代にもかかわらず卵巣年齢は40代並みだと言われました。
頭が真っ白になり、まさに青天の霹靂でした。
まさか自分に原因があるなんて想像すらしていませんでした。
しかも、生理は順調に来ていたので、体の中でそんなことが起きているとは衝撃でした。
結果を受け入れるのに時間がかかりましたが、そのときには「妊活を最優先にしなければ」「人工授精に進むことも覚悟しなければ」と考えるようになっていました。
周囲の出産ラッシュに押しつぶされそうになった気持ち
妊活中、周囲からは次々と出産報告が届きました。
「おめでとう」と思う気持ちと、「どうして私だけ…」という気持ちが同時に押し寄せました。
特につらかったのは「次はあなたの番だね」と言われたとき。
相手に悪気がないと分かっていても、その言葉は胸に重くのしかかりました。
「こんなに努力しているのに、なぜ授かれないんだろう」と悩み続けました。
LINEで「おめでとう」と返すことはできましたが、直接遠方に出向いて祝福することはできませんでした。
そして、そのつらさを夫や身近な人に打ち明けることもできず、孤独感が強まっていきました。
妊活中の支えになったもの
そんな日々の中で、私を支えてくれたのはネット上の体験談でした。
毎日のように「不妊治療に成功した人の話」を読み、同じ悩みを抱えている人がいると知ることで、自分も頑張れる気がしました。
また、私は冷え性があったので改善に努めたり、軽い運動を習慣にしました。小さな努力でも「やれることをやっている」という実感が心の支えになりました。
夫は妊活中も変わらず愛情深く接してくれました。衝突することはなく、日ごろからオープンに話せる関係だったことが大きな救いでした。
さらに、X(旧Twitter)で妊活中の人の投稿を見ることも、私にとって安心につながりました。交流はしませんでしたが、「自分だけじゃない」と感じられたのです。
妊活を支えてくれたサポートアイテム
妊活中は体も心も疲れやすく、思うように結果が出ないと「何をしたらいいのだろう」と不安でいっぱいになりました。
そんなときに気分転換になったのが、サプリや温活グッズ、リラックスアイテム
妊活中の方や、これから妊娠を望んでいる方の参考になればと思い、いくつかご紹介します。リンク先から詳細を確認できるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
妊活サプリ
温活グッズ
アロマ
ハーブティー
リラクゼーショングッズ
妊活は人によって方法や取り組み方が違いますが、こうしたサポートアイテムを活用することで、体と心を少しでもラクにしてあげられたらと思います。
今だから思うこと。妊活中の方へ
今振り返って、あのときの自分に声をかけるなら──。
「妊活は人それぞれのタイミングがある。無理せず、ストレスなく過ごすのが一番」と伝えたいです。
頭では分かっていても、それが一番難しいのですが…。それでも、願い続ける気持ちは必ず意味があると今なら思えます。
妊活中の方には、「生活習慣の改善だけでなく、まだレディースクリニックで検査を受けていないなら、早めにAMH(卵巣年齢検査)を受けてみてほしい」とお伝えしたいです。
私は生理が順調だったので安心していましたが、実際には卵子の数が40代並みでした。
自分の体を知ることは、とても大切な一歩です。
そして、今後妊娠を考えている方にも「早めに自分の体を知っておくこと」は大切だと伝えたいです。検査の結果に驚くこともあるかもしれませんが、それは未来の選択肢を広げることにつながります。
妊活に悩んでいる方の気持ちが、少しでも軽くなりますように。